オレンジジュースの効果・メリットとは?毎日の飲む量や選び方を解説【管理栄養士監修】

オレンジジュースの効果・メリットとは?毎日の飲む量や選び方を解説【管理栄養士監修】
平石奈月
監修者

平石奈月

管理栄養士

オレンジジュースは甘酸っぱくて美味しい飲み物ですが、実は健康や美容への効果が期待できることをご存知でしょうか?

この記事では、100%オレンジジュースの効果について紹介します。オレンジジュースに含まれる栄養成分が私たちの体にどのような効果をもたらすのか、管理栄養士監修のもと詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね◎

オレンジジュースは体に良い?毎日飲むメリットと効果

オレンジジュースは、手軽にビタミンやミネラルを補給できる身近な飲み物です。ここでは、オレンジジュースを毎日の生活に取り入れるメリットや期待できる効果について詳しく見ていきましょう。

オレンジジュースを飲むメリットとは?

生のみかんと同じく、オレンジジュースには健康や美容に役立つさまざまな栄養素が含まれています。エネルギー源となる糖質をはじめ、ビタミンやミネラルなど体の調子を整える成分を手軽に補給でき、日々の食生活に取り入れやすいのも魅力です。

毎日飲むとどんな効果が期待できる?

オレンジジュースを毎日コップ1杯程度飲み続けることで、健康面でのメリットが期待できる可能性があります。過体重および肥満の成人を対象とした研究をまとめた報告では、継続的な摂取によって収縮期血圧がわずかに低下し、善玉コレステロール(HDLコレステロール)が増加したことが示されています。

また、オレンジジュースに含まれるビタミンCやポリフェノールには抗酸化作用があり、体のコンディション維持をサポートする働きも期待されています。

ただし、オレンジジュースだけで健康状態が大きく改善するわけではありません。バランスのよい食事や生活習慣に加えて取り入れることで、毎日の健康づくりを支える一助とするのが良いでしょう◎

オレンジジュースに含まれる栄養成分

「三ヶ日みかん」は機能性表示食品!豆知識クイズ

Q.1
三ヶ日みかんのうち代表品種である青島みかんを贅沢に絞った「あおしまみかんジュース」は、国に届け出された機能性表示食品です。パッケージにも記載されている特徴的な栄養成分は、次のうちどれでしょう?
Q.2
ジュースは「GABA」が主役ですが、実は生鮮食品である「三ヶ日みかん」そのものには、もう一つ別の栄養素も含まれていることが届け出られています。それは次のうちどれでしょう?

ここからは、オレンジジュースに含まれる健康や美容にに良い成分と、それぞれの効果を紹介します。

ビタミンC:肌の健康維持と抗酸化作用

ビタミンⅭはコラーゲンの生成に必要な栄養素です。ビタミンCが不足するとコラーゲンがうまく合成されず肌のハリが失われたり、病原菌やウイルスに対する抵抗力が弱まったりと様々な不調が起こりやすくなります。また、ビタミンCは抗酸化作用も持つことが知られています。

カリウム:余分なナトリウム(塩分)の排出を助けるミネラル

カリウムは、体内でナトリウムと相互に作用しながら細胞の浸透圧を維持したり、水分量をコントロールするなど重要な役割を持ちます。ナトリウム(塩分)を多く摂りすぎると血圧が上昇したり、むくみが生じたりすることをご存じの方も多いでしょう。カリウムは、この摂りすぎたナトリウムを体外に排出する作用があるため、適切に摂取することで高血圧やむくみの予防・改善に役立ちます。

葉酸:赤血球の形成を助ける必須ビタミン

葉酸は、ビタミンB12と一緒に正常な赤血球の生成に必要な栄養素です。また、たんぱく質の合成や細胞の増殖にも深く関わっているため、特に妊娠を希望する女性や妊娠中の方にとって積極的に補給すべき栄養素としても知られています。

ビタミンA:皮膚や粘膜の健康維持をサポート

ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康を維持するために欠かせない栄養素です。肌を健やかに保つ働きがあるほか、目の健康にも深く関わっています。鼻やのどなどの粘膜を正常に保つことで、ウイルスに負けない体のコンディション維持をサポートしてくれます。

β-クリプトキサンチン:骨の健康を維持を助ける

柑橘類の中でも、特にみかんに豊富に含まれるカロテノイドの一種です。体内で必要に応じてビタミンAに変換されるだけでなく、β-クリプトキサンチンには骨代謝のはたらきを助けることにより骨の健康に役立つ機能があることが報告されています。

オレンジジュースの飲み方や選び方の注意点

オレンジジュースが体に良いことをここまで紹介しましたが、どれぐらいの量をいつ飲むのがいいのでしょうか?美味しく飲みやすく、さらに健康に良いと聞くと、ついたくさん飲みたくなってしまいますが、1日の適量はどれぐらいなのでしょうか?

ここでは、オレンジジュースをより健康的に楽しむための飲み方や選び方の注意点を紹介します。

オレンジジュースは1日に何杯まで?

オレンジジュースは、ストレートジュース以外では砂糖が加えられている場合があります。また、砂糖が加えられていなかったとしても、オレンジジュースは果物由来の糖質を含むため、飲み過ぎには注意が必要です。

オレンジジュースは果物由来のビタミンやミネラルを手軽に補給できますが、食物繊維は生の果物より少なくなります。果物の代わりとして飲む場合も、コップ1杯(200ml)程度までを目安にし、できるだけ生の果物と組み合わせながら取り入れるのがおすすめです。

栄養素を効率よく取り入れるおすすめの「飲むタイミング」

オレンジジュースの栄養を効率よく取り入れるためには、飲むタイミングも意識してみましょう。おすすめは朝食や昼食などの食後や食事と一緒に飲む方法です。食事と組み合わせることで、オレンジジュースだけを飲むよりも糖質の吸収が穏やかになりやすく、ビタミンCやカリウムなどの栄養素も無理なく補給できます。

また運動後の、エネルギーや水分を補給する場面でも取り入れることもできます。

オレンジジュースの種類と選び方

市販の果汁100%のオレンジジュースは、濃縮還元とストレートの主に2つのタイプに分けられますs。果汁100%なのでどちらも同じもののように思えますが、飲み比べてみると味に違いがあることに気付きます。ストレートジュースは濃縮還元に比べて、より自然な甘さと強い風味が感じられる傾向があります。

両者の違いは製造方法にあります。濃縮還元ジュースは搾り取った果汁の水分を飛ばし、ペースト状に濃縮させた後、再び水分を加えて元の濃度へと還元させたものです。一方でストレートジュースは、濃縮・還元作業を行わず搾り取った果汁を加熱殺菌したままの状態で保存容器に詰めたものです。何も加えないという点で、濃縮還元ジュースと比べると味に違いが出てきますが、価格が高くなり日持ちがしないというデメリットもあります。

なお、濃縮還元とストレートの栄養成分は以下の通りです。

栄養成分(100gあたり) 濃縮還元ジュース ストレートジュース
エネルギー 42kcal 45kcal
糖質 10.2g 10.9g
カリウム 110mg 130mg
マグネシウム 9mg 8mg
β-クリプトキサンチン 1100μg 740μg
ビタミンA 51μg 35μg
葉酸 20μg 15μg
ビタミンC 30mg 29mg

エネルギーや糖質、ビタミンCなどの主要な栄養成分に大きな違いはありません。一方で、β-クリプトキサンチンなどのカロテノイドやビタミンA(レチノール活性当量)などの栄養成分は、製造方法などによって含有量には差が見られる場合があります。どちらも果汁100%であれば栄養補給に役立つため、味わいや価格、続けやすさを基準に選ぶとよいでしょう◎

おうちでフレッシュに!生オレンジジュースの簡単な作り方

市販のオレンジジュースも手軽で便利ですが、旬のみかんが手に入ったら自宅でフレッシュジュースを作ってみるのもおすすめです。材料はみかんだけなので、砂糖を加えなくても自然な甘みと爽やかな香りを楽しめます。

材料(コップ1杯分)
  • みかん 3〜4個
作り方
  1. みかんの皮をむき、気になる場合は白い筋や薄皮、種を取り除く
  2. ミキサーに入れて、なめらかになるまで攪拌する
  3. より口当たりを良くしたい場合はざるや茶こしでこして完成

果肉や薄皮を残して作ると、みかん本来の風味や食感を楽しめるだけでなく、市販のジュースだと含まれにくい食物繊維も一緒に摂ることができます。

朝食のお供や運動後のリフレッシュにもぴったりなので、ぜひ旬のみかんで手作りジュースを楽しんでみてください◎

まとめ|毎日のオレンジジュースで美味しく健康に!

オレンジジュースには、ビタミンCや葉酸、カリウムなどの栄養素が含まれていて、日々の健康維持や栄養補給に役立つ飲み物です。また運動後に飲むことで、エネルギーや水分補給の選択肢としても取り入れやすいです。ただし糖質を多く含むので飲み過ぎには注意して、ぜひオレンジジュースを試してみてください◎

JAみっかびでは、「日本三大みかん」にも数えられる三ヶ日みかんを旬の時期に合わせてお届けしています。また、三ヶ日みかんを贅沢に使用したオレンジジュースなどの加工商品も多数取り扱っています。新鮮な三ヶ日みかんの甘さと爽やかな香りを存分に楽しめる加工商品は日持ちも良く、ご近所さんへのちょっとした贈り物やお呼ばれされた際の手土産にぴったりな一品です。気になる人は、ぜひJAみっかび公式サイトをチェックしてくださいね!

<参考サイト>

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平石奈月
監修者

平石奈月

管理栄養士

歯科医院で食事指導と口腔環境の改善に携わる栄養士としてキャリアをスタート。その後、国立研究機関での勤務を経て、現在は歯科衛生士養成校にて生化学・栄養代謝学・化学の講義を担当している。『楽しく・美味しく・元気に食べる』をモットーに、糖尿病療養指導士としての知識を活かしながら、特定健康診査の受診者を対象とした生活習慣病予防や栄養指導にも取り組んでいる。

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