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はれひめ

はれひめ
はれひめ
旬の時期
12 ~ 1月
JAみっかびが監修する柑橘図鑑です。はれひめについて紹介します。

はれひめの特徴

「はれひめ」は温州みかんと、清見オレンジ×オセオラオレンジの交配種で、平成生まれの人気希少品種と言われています。
みかんの甘味とオレンジの爽やかな香りの両方を兼ね備えた独特の味わいが楽しめます。見た目は少しオレンジに似ていますが、意外と手で簡単に剥くことができ、比較的タネが少ないことも魅力のひとつです。
果肉は橙色で、じょうのう膜が比較的薄く柔らかいので食べやすい柑橘です。
「はれひめ」というかわいらしい名前の由来は、夏から秋に晴天が続くことで甘くて香り高い果実になる『晴れ姫』に因んで付けられました。
はれひめ生産量一位の愛媛県では、糖度の高い果実を『瀬戸の晴れ姫』というブランド名で出荷しています。

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大きさ

1個当たりの重さはは150g~250gです。

旬の時期

12月中旬から1月下旬に出回り、12月に完熟する早熟系の柑橘です。

はれひめの歴史

はれひめは、平成2年に農水省果樹試験場興津支場(現果樹研究所カンキツ研究部興津)において、中間母本である春先に人気の「清見タンゴール」と「オセオラオレンジ」を交配したものに、さらに宮川早生(みやがわわせ)を交配し育成した交雑種です。2001年10月9日に命名登録されました。

はれひめの産地

1位:愛媛1284トン/年間(全国シェアは79%)
2位:広島134トン/年間(全国シェアは8%)
3位:愛知59トン/年間(全国シェアは4%)
4位:宮崎45トン/年間(全国シェアは3%)
5位:和歌山35トン/年間(全国シェアは2%)

はれひめの味

果肉にはほどよいプリプリとした食感があり、果汁の糖度は10%程度で比較的低いですが、減酸が早く、オレンジのような風味があります。
単純な甘みだけで言えば、敵わない品種はたくさんありますが、みかんのような甘みとオレンジのような香り、その両方が組み合わさった食味を加えると、他の人気柑橘に負けることの無い、はれひめ独特の味わいを生み出します。

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