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橘(たちばな)

橘(たちばな)
橘(たちばな)
旬の時期
10月 ~ 12月
JAみっかびが監修する柑橘図鑑です。橘(たちばな) について紹介します。

橘(たちばな)の特徴

「橘」は昔から日本に自生している柑橘で、沖縄から静岡までの温暖な気候の海岸地域に自生しています。現在では個体数が少なくなり、自生絶滅危惧ⅠA類に指定されています。
海岸地域に多いところから、海流や渡り鳥によって広まったのではないかと考えられています。

橘は寒暖に関係なく常に葉が生い茂っていることから、長寿瑞祥の縁起のいい樹といわれており、京都御所紫宸殿の正面に桜とともに植えられています。
江戸時代には橘の実と花を家紋にした「橘紋」を多くの武士たちが使用していたり、1937年に制定された文化勲章にも橘の花がデザインされています。また500円玉硬貨の裏側にも500の文字の横に橘の枝のデザインがあしらわれています。

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大きさ

1個あたり30g程度で、果実の直径は2.5~3cm程でとても小さく、形は扁平な形をしています。

旬の時期

10~12月に黄色く熟します。

橘(たちばな)の歴史

古事記、日本書記では不老不死の力を持った非時香菓(ときじくのかくのこのみ)という果実が登場するのですが、これが現在の橘であるといわれています。
垂仁天皇の命で、田道間守(たぢまもり)という人物が常世国(中国南部~インド)に渡航し苦節苦難の末、日本に持ち帰ったといわれていていますが、元から日本に自生していたという話もあるので真相は不明です。
現在、田道間守は「柑橘」「お菓子」の神様として信仰されています。

橘(たちばな)の産地

日本に古くから野生していた日本固有のカンキツです。
本州の和歌山県、三重県、山口県、四国地方、九州地方の海岸に近い山地にまれに自生しています。

橘(たちばな)の味

酸味が強く、種も多いため、食用にはあまり向いていません。

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