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ハウスみかん

ハウスみかん
ハウスみかん
旬の時期
4月 ~ 10月
JAみっかびが監修する柑橘図鑑です。ハウスみかんについて紹介します。

ハウスみかんの特徴

ハウスみかんと冬の露地みかんは同じ温州みかんですが、甘味や食味は全く違っています。それは、ハウス施設の中でみかんが甘くなる最高の環境を作り出しているからなのです。
人の知恵と技術によって、果肉がとろりと柔らかい上に、甘みが濃く、果皮が薄い夏の“ハウスみかん”が育つのです。
蓄積されたノウハウで自然に左右されないハウスなら管理も簡単だと思われがちですが、実は露地栽培よりもずっと難しく、大変なのです。水や気温管理、摘果や色づけなど、1つでもタイミングを間違えばいいものは出来ず、逆に木を弱らせてしまう原因にもなってしまいます。
限られた生産者が露地栽培の何倍もの手間と労力、そして、経費をかけて育てるため、結果的にお値段も高くなってしまうのですが、その価値は十分!食べれば納得していただける美味しさです。
日光以外の生育に必要な温度や水をコントロールし、常においしいみかんを収穫することができ、この温室みかんの登場により、冬に限られていたみかんを食べることのできる期間は大きく広がりました。

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大きさ

温州みかんと同じ大きさです。

旬の時期

早いものは4月下旬から出荷がスタートします。7月頃に最も出荷量が多くなり、10月中旬まで出荷を行います。

ハウスみかんの歴史

ハウスみかんとは、ハウス栽培によって生産する温州みかんで、専用品種といったものはなく、温州みかんの極早生種・早生種が使われています。
1970年代に過剰生産によるみかんの価格暴落が起きたため、対応策として温室栽培のハウスみかんが導入されはじめました。

ハウスみかんの産地

1位:佐賀6860トン/年間(全国シェア34.13%)
2位:愛知3436.7トン/年間(全国シェア22.09%)
3位:大分2629.8トン/年間(全国シェア7.46%)
4位:高知2006.4トン/年間(全国シェア5.82%)
5位:愛媛1392.8トン/年間(全国シェア5.27%)"

ハウスみかんの味

果肉がとろりと柔らかい上に、甘みが濃く、果皮が薄いです。

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