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いよかん

いよかん
いよかん
旬の時期
11月 ~ 3月
JAみっかびが監修する柑橘図鑑です。いよかんについて紹介します。

いよかんの特徴

柑橘類の中では、みかんに次いで生産量の多いのが伊予柑。見た目は ” ずしっと重たいみかん ” のようなイメージの柑橘です。
種が少々入っていることもありますが、果肉は柔らかくて果汁は豊富です。
皮は厚いが手でむけ、つやのある濃い橙色で、皮はそれなりに厚いですがむきやすく、甘酸っぱい香りが部屋一杯にたちこめます。
中のじょうのう(袋)ごと食べられないので手がベタベタになりますがさわやかでジューシーな果肉にやみつきになる方も。
旬の時期のいよかんには、ビタミンCがたっぷりと含まれています。
販売期間が長いのも特徴のひとつ。

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大きさ

1個あたりの重さは220グラム~280グラムです。

旬の時期

11月の終わり頃からお目見えしますが、ピークは1月~3月です。

いよかんの歴史

「伊予柑」は、明治19年に山口県阿武郡東分村(現萩市)の中村正路氏の園で発見された偶発実生です。親品種は明らかではないとされています。
当初は穴門みかん(あなどみかん)と呼ばれていましたが、明治22年に松山市の三好保徳氏が原木を購入して愛媛県に導入し、苗木を育成して近隣の農家に配り栽培を奨励しました。
やがて松山市周辺に産地が形成され、伊予蜜柑という呼び名で京浜市場に出荷されるようになりましたが、愛媛県産の温州みかんと混同されることから、昭和5年に伊予柑という名に落ち着きました。
その後、栽培面積が増加し、枝変わりから宮内伊予柑が発見されて広く栽培されるようになると、従来の伊予柑は普通伊予柑と呼ばれるようになりました。宮内伊予柑は、昭和30年に松山市平田町の宮内義正氏の伊予柑園で発見された枝変わりで、昭和41年11月に種苗名称登録されています。

いよかんの産地

1位:愛媛33193トン/年間(全国シェア90%)
2位:和歌山962トン/年間(全国シェア3%)
3位:佐賀812.2トン/年間(全国シェア2%)
4位:山口550.1トン/年間(全国シェア1%)
5位:静岡234トン/年間(全国シェア0.5%)

いよかんの味

外皮を剥いたとたんに広がる爽やかな香りが最大の特徴です。みずみずしくプリプリとした大粒果肉の中には、甘酸っぱい果汁が滴り落ちる程たっぷり。
ジューシーで、酸味のある味は、女性や年配の方に好まれております。特に、妊婦の方や柑橘好きには癖になる味として喜ばれているようです。
皮を剥くと、滴り落ちる程たっぷりの果汁と漂う爽やかな香り、甘い中にも適度な酸味と何拍子も揃っています。

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