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ネーブル

ネーブル
ネーブル
旬の時期
1月 ~ 3月
JAみっかびが監修する柑橘図鑑です。ネーブル について紹介します。

ネーブルの特徴

「ネーブル」は種がほとんどなく、香りのよい果汁が特徴です。甘味・酸味共にバレンシアオレンジよりも濃く人気品種ですが、果汁が劣化しやすく日持ちがあまり長くないので注意が必要です。
皮は薄く、手で剥くのは難しいので、通常はナイフで皮を剥きます。中のジョウノウ膜は薄いものが多く、サジョウと共に食べることが出来る。
ネーブルといえば果頂部に『おへそ』(英語で"へそ=Navel")のような窪みがあり、他の柑橘と並んでいても底を見れば見分けがつきやすいのも特徴。
オレンジの中でも国内生産が盛んで、オレンジ類の中では最も国内生産量が多い柑橘です。
ビタミンB1がレモンよりも豊富に含まれていて、糖質をエネルギーに変える酵素の働きを促す効果があります。
乾燥に弱いので、新聞紙にくるむなどして新鮮なうちに食べたほうがよいとされています。

大きさ

1個当たりの重さは200~250gです。

旬の時期

旬の時期は、国産と輸入品で異なります。

国産は2~3月、輸入品は1~3月と冬がメインとなっています。

ネーブルの歴史

原産地はブラジルです。バイア地方に導入したセレクタオレンジの枝変わりによりできたといわれています。この種がアメリカに渡り、1870年、ワシントンにあるアメリカ農務省で、育成され、これがネーブルオレンジ品種群の元となったワシントンネーブルとされています。1873年、ワシントン種の苗木はカリフォルニアに送られ、広く栽培されるようになりました。 日本には和歌山県に1889年(明治22年)、アメリカから導入されました。最初は成功しませんでしたが、その後枝変わりで優良な系統が発見され、現在では大三島ネーブル、吉田ネーブル、白柳ネーブルなど、輸入品に勝るとも劣らない品質のものが生産されています。

ネーブルの産地

1位:静岡1,508.2トン/年間(全国シェア34.0%)
2位:広島1,198.5トン/年間(全国シェア27.0%)
3位:和歌山862.5トン/年間(全国シェア19.4%)
4位:熊本325.2トン/年間(全国シェア7.3%)
5位:愛媛293.0トン/年間(全国シェア6.6%)

ネーブルの味

ほとんどネーブルオレンジには種がなく、そのまま生で食べるのに大変便利です。
甘味と酸味のバランスが抜群で、「世界で最高の食べるオレンジ」と呼ばれています。
しかし、果汁は長時間経つと苦みが出る傾向があるので、絞ったあとすぐに飲む必要があります。また、長時間熱を加えても同様に苦みが出ますので、さっと火を通すにとどめておいたほうがよいでしょう。

ネーブルのレシピ

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