南津海の特徴
「南津海(なつみ)」の見た目はみかんにそっくりで、熟成期間が長いので旨味が凝縮され、甘味と酸味のバランスが温州みかんに似ているが、温州ミカンと違い種があります。
生産量が少なく、人気品種でもあるので早めのお求めがおすすめ。
皮が少しデコボコしていますが手で剥くことができ、中の皮もそのまま食べられます。
「カラマンダリン」と比べると減酸が早いようですが、見た目や品質的にもカラマンダリンとよく似ているので区別せずに出荷されることが多いそうです。
ミカちゃんおすすめランキング
※24年9月の売上実績からランキングを作成しています大きさ
1個当たりの重さは180~200g。大きさは約8cmほどでみかんより一回りほど大きいサイズです。
旬の時期
生産量が少なく、4月から5月にかけて市場に出回る高級柑橘です。
南津海の歴史
山口県の柑橘農園で「カラマンダリン」と「吉浦ポンカン」を交配して誕生しました。
実がなった当初、温州みかんと同く冬に色づき試食したところ、「酸味が強すぎて美味しくない!」という理由で失敗作と思われていました。しかし、実がなったまま春を迎えるとカラスがなつみを食べるくらい甘くなっており、春まで木熟させたものを食べると甘いということで、現在のように初夏頃に出回るようになりました。
ここから名前の由来となり、「夏(初夏)に食べられるみかん」から「なつみ」と名付けられました。
南津海の産地
主な産地は愛媛県(699.7t)や和歌山県(356.5t)で、次いで佐賀県(147.9t)となっている。
南津海の味
熟成期間が長いので旨味が凝縮され、甘味と酸味のバランスがまるで温州みかんのよう。中のサジョウはプリッとしていて、それが潰れた途端濃厚な甘さが口の中いっぱいに広がる、高糖度みかんです。