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橙(だいだい)

橙(だいだい)
橙(だいだい)
旬の時期
12月 ~ 2月
JAみっかびが監修する柑橘図鑑です。橙(だいだい)について紹介します。

橙(だいだい)の特徴

爽やかな酸味でさっぱりとした甘さの橙(だいだい)。酸味が強くて香りが良いため生で食べるというよりは、ポン酢として利用されることが多いです。果汁は多めで種も多めです。

橙とみかんは良く似ているので、勘違いされることがあります。お正月に鏡餅の上に飾られたり、しめ飾りなどによく用いられたりする柑橘は、実はみかんではなく橙です。橙が正月飾りに用いられるようになった理由は、「代々栄える」の「代々(だいだい)=橙」の語呂が同じなのと、実が熟しても木から落ちにくいことからです。

橙は実った果実を収穫せずにいると、2~3年間は木に成った状態のまま落果しない特徴があります。
橙はごわごわとした外皮をしていて、皮が厚く固いため手で剥くのは難しいです。形は丸々として、中には種がたくさん入っています。

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大きさ

1個の大きさは8㎝程度で重さは約250g。ちょうど柚子と同じぐらいの大きさです。

旬の時期

1個の大きさは8㎝程度で重さは約250g。ちょうど柚子と同じぐらいの大きさです。

橙(だいだい)の歴史

原産地はインドのヒマラヤ地方といわれており、西アジアや北東アフリカなど中近東に10世紀~13世紀ごろ伝わったとされています。

日本には中国を経由して入ってきたと伝えられており、中国からヨーロッパに渡ったものは「サワーオレンジ」や「ビターオレンジ」と呼ばれ、マーマレード用の柑橘として栽培されています。

橙(だいだい)の産地

橙の主な産地は、静岡県、和歌山県、福岡県です。平成25年度の収穫量は、静岡が273トン、和歌山が139トンとなり、2県で橙の全収穫量の半分以上を占めています。

橙(だいだい)の味

果肉や果汁にほんのりと甘みはありますが、酸味が強い柑橘です。また苦みも含んでいるので、生のまま美味しく食べる果物としては適していません。お正月の装飾用として、または調理して食べることのほうが多いです。

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