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麗紅(れいこう)

麗紅(れいこう)
麗紅(れいこう)
旬の時期
2月 ~ 3月
JAみっかびが監修する柑橘図鑑です。麗紅(れいこう)について紹介します。

麗紅(れいこう)の特徴

甘味が強く酸味が少ない麗紅(れいこう)。名前の由来になったかは確かではありませんが、外皮は赤みがかった橙色をしています。

見た目はボコボコしたおうとつがほとんどなく、なめらかな表面をしていてツルツルしています。

皮は簡単に剥きやすく、白いスジも皮と一緒に引っ付いてくれるのでスジを取る手間が省けます。

果形は扁平で、果実はずっしりと重く、果芯(果物の芯の部分)が大きく成熟期が早い特徴があります。

一般的なみかんの糖度は10%ですが、麗紅の糖度は12%と高めです。味、食べやすさともに文句なしの柑橘です。

糖度や酸度、外観を総合的に判断して特に優れた麗紅を「はまさき」と呼び、販売されています。「はまさき」とは品種名ではなく、JAからつのオリジナルブランドです。2010年から発売がはじまりました。

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大きさ

大きさは8cm程度、重さは約200g~300gと温州みかんより少し大きなサイズ感です。

旬の時期

麗紅の出荷は2月頃から3月頃、3月中旬に出荷のピークを迎えます。

麗紅(れいこう)の歴史

1984年(昭和59年)に農林水産省果樹試験場口之津支場(現農業・生物系特定産業技術研究機構)で、「清見」と「アンコール」の交配で生まれた系統に「マーコット」を交配し誕生したタンゴール(みかんとオレンジの交雑種のこと)の一種です。

2003年(平成15年)に登録出願され2005年(平成17年)に品種登録されました。出願当時の名称は「麗紅」ではなく「麗香」でした。

麗紅(れいこう)の産地

麗紅の栽培は、主に唐津地区の松浦東部で栽培されています。

2017年の収穫のうち、最も多いのは佐賀県で、全国出荷率は75%を占めています。続いて、長野県、愛知県、宮崎県、静岡県が出荷していますが、いずれも10%以下の出荷量です。

麗紅(れいこう)の味

麗紅の中には果肉がずっしりと詰まっており、果汁がたっぷり、そして爽やかな甘さが口の中に続きます。

果実の袋はとても薄くて食べやすい品種です。酸味と甘みのバランスがほどよく、爽やかな強い香りが特徴的です。

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