へべすの特徴
「平兵衛酢(へべす)」の果皮の色は濃い緑色をしており、黄色くなってきたものも酸味がまろやかになっていて美味しいという事で出荷されるようになりました。
独特の香りと種がほとんどなく、皮が薄く果汁がたっぷりと含まれています。
徳島のスダチより大きく口当たりが軽くさわやかな香りが豊かで穏やかな酸味が楽し めます。そして種がほとんどなく皮も薄いので大変絞りやすく、大分のカボスより汁気がたっぷりとしていてクセがないと評判です。このため洋食系のお料理に も利用されています。
抗酸化作用が強いとされる「フラボノイド」発ガン抑制効果・ガン細胞増殖抑制効果があるとされる「ナツダイダイン」が含まれています。
ミカちゃんおすすめランキング
※24年9月の売上実績からランキングを作成しています大きさ
大きさは35g~80g程度です。
旬の時期
平兵衛酢のハウスものは6月と7月末まで、露地ものは8月から10月上旬までに収穫します。
へべすの歴史
宮崎県日向市西川内の長曽我部平兵衛さんが発見し、自宅の庭で栽培し始めたのが始まりとされ、その方の名前をとって「平兵衛酢」と呼ばれるようになりました。読み方は「へべす」または「へべず」で、いずれも商標登録されています。
日向市では娘さんがお嫁入りされる際にこの、へべすの木を持たせたと言われています。
へべすの産地
主に宮崎県のJA日向管内の約16haで作られています。年間の出荷量は100~120t程度です。
へべすの味
ライムに似た柑橘の香りと酸味、甘味が特徴的です。