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トースターで簡単!焼きみかんの作り方と栄養価をご紹介!

トースターで簡単!焼きみかんの作り方と栄養価をご紹介!

冬の果物の代名詞、みかん。生で食べるだけでなく、給食で冷凍みかんを食べた経験のある方や、ゼリーに入ったみかんが好きな方も多いでしょう。そんなみかん好きの皆さま、昨今話題の「焼きみかん」をご存知でしょうか?

焼きみかんとは、その名の通り「みかんを焼いたもの」です。「えっ、みかんを焼くの?」と驚かれるかもしれませんが、実は、焼きみかんはみかんの栄養価や効能を高めてくれるのです。

今回は、そんな焼きみかんの作り方や栄養価について紹介します。トースターで手軽に作れるので、この冬ぜひお試しください◎

焼きみかんはなぜ甘くなる?

みかんの魅力は何と言ってもそのジューシーな甘さ。さっぱりと後を引かないところが人気の秘密でもあります。そんなみかんの糖度は、加熱するとグンとアップすることをご存知でしたか?加熱することによって、生の状態と比べて平均で1度以上糖度が上がるといわれています。

みかんを加熱すると、糖度が上がるだけでなく酸味が抜ける効果があります。そのため、もともと甘みが強いみかんの場合には味がぼやけてしまう恐れがあります。それに対して、酸味が強く生ではあまり美味しくないと感じるようなみかんの場合には、加熱によってみかんの酸が抜けて甘くなるため、美味しく感じられるようになります。焼きみかんを作るときは、ぜひ酸味が強いみかんで試してみてください。

みかんを焼いて栄養価もUP!?

加熱するとギュッと味が濃縮されて栄養価が高まったり、体によい成分を逃さず摂取できたり、なんとなく体に良さそうな感じはします。 しかし、実際にみかんは焼いた方が健康によい効能が期待できるのでしょうか?

答えは「YES」です。みかんを焼くことによって、ビタミンCを逃がさず摂取できる、食物繊維を吸収しやすくなる、など体に良いことがたくさんあるのです。

ペクチン

「ペクチン」はみかんに含まれる食物繊維の一種です。整腸作用があることで知られる食物繊維のうち、水に溶けやすい「水溶性食物繊維」であるペクチンには便を軟らかくして排便をスムーズにする効果が期待できます。また、糖質の吸収をゆっくりにすることで血糖値の急上昇を抑える働きも、ペクチンをはじめとする水溶性食物繊維の作用です。みかんのペクチンは、薄皮や白い筋ごと食べることでより多く摂取できますよ。

果物のジャムを作るときにペクチンを加えるという話を聞いたことがあるのではないでしょうか。砂糖や酸と一緒にペクチンを加熱することによって、とろとろのゼリー状になることが知られています。

そんなペクチンは、砂糖や酸と一緒にペクチンを加熱することでとろとろのゼリー状になることが知られています。果物のジャムを作るときにペクチンを加えるという話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。果糖をはじめとする糖質とクエン酸を含むみかんを焼くことで、まるでジャムのようなとろみと甘さが味わえます。
食物繊維の含有量は加熱によって減少することはないため、焼きみかんにしてもそのまま食べるのと同じ量の食物繊維を摂取できます。

ビタミンC

みかんに含まれる成分として忘れてはならない重要な栄養素のひとつがビタミンCです。水溶性ビタミンであるビタミンCは、文字どおり水に流出しやすい性質がありますが、焼きみかんは「皮ごと」焼くため、ビタミンCが流出する心配はありません。

また、熱に弱いともいわれるビタミンCですが、茹でる以外の加熱調理の方法では損失がさほど大きくないといわれています。

ビタミンCの摂取に関しては生で食べるに越したことはありませんが、焼きみかんもビタミンCを効率よく摂取できる食べ方のひとつであるといえますね。

焼きみかんの作り方

焼きみかんの作り方は至ってシンプルです。トースターや魚焼きグリル、フライパンなどでお試しいただけます。

みかんの栄養を存分に吸収するためには、皮ごと食べるのが最も効果的です。可能であれば無農薬栽培のみかんを用意し、そうでなければしっかりと下処理を施して、皮ごとみかんを食べてみましょう!

準備するもの

  • みかん:好きなだけ
  • トング
  • 厚手の手袋やミトン

みかんは、好きなだけご用意ください。ただし、焼きみかんはできたてが美味しいので、すぐに食べ切れる分だけ作るのがおすすめです。

また、トングはみかんをひっくり返すときに使用します。火傷を防ぐため、厚手の手袋やミトンがあるとより安心です。

下準備

  1. みかんは皮ごと水で洗い、表面の汚れを落とします。
  2. 農薬やワックスが心配な方は、熱めのお湯に約1分間つけておきます

みかんの栄養価が最も高いのは皮の内側の白い綿状の部分、アルベドだと言われています。食物繊維が豊富に含まれているほか、ビタミンや、「ヘスペリジン」という成分の含有量が圧倒的に高いことで知られています。

作り方

準備が整ったら、いよいよ調理開始です!

1. トースターで焼く

トースターで簡便に作れるのが嬉しいところ。みかんはトースターに丸ごと入る大きさのものが良いでしょう。お使いのトースターによって、焼き色を見ながら調理時間は調節してください。

  1. みかんを丸ごと焼き網に載せます
  2. トースターを600~800Wに設定し、3~5分焼きましょう
  3. 皮に焦げ目がついたら、トングで裏返して再び3~5分焼きます
  4. 両面に程よく焼き色がついたら完成です

取り出すときは、くれぐれも火傷に気を付けてください。みかんの皮は熱くなっているため、厚手の手袋やミトンを使うのがおすすめです。

2. 魚焼きグリルで焼く

焼きみかんは、魚焼きグリルでも作ることができます。トースターの場合と同様、下処理をしたみかんとトング、厚手の手袋やミトンを用意しておきましょう。

  1. みかんを丸ごと焼き網に載せます
  2. 魚焼きグリルを中火に設定し、6~10分焼きましょう
  3. 両面に程よく焼き色がついたら完成です

繰り返しになりますが、取り出すときはくれぐれも火傷に気を付けてください。みかんの皮はとても熱くなっているため、厚手の手袋やミトンを使いましょう。トースターや魚焼きグリルの火力によって、火加減や加熱時間は調整してください。フライパンやストーブで加熱してもOKです。とろとろの食感と酸味が少ないマイルドな甘さを楽しめます。

焼きみかんの楽しみ方

ここでは、焼きみかんの楽しみ方を紹介します。できたての焼きみかんは、そのまま食べるのも良し、自分好みにアレンジして食べるのも良し。みかんならではの爽やかな甘みが際立ち、色んな楽しみ方ができますよ◎

そのまま食べる

何と言ってもおすすめは、そのまま食べること!生のみかんや冷凍みかんとは一味違います。可能であれば皮ごと、まるっと味わってみることをおすすめします。みかんの皮は非常に熱くなっているため、舌を火傷しないように十分冷ましてから食べてみてください。

アレンジレシピでもっと美味しく

焼きみかんに味付けを施すのも、おすすめの食べ方です!

1. バターを添える

焼きみかんを割って、バターをのせて食べるのもまた良し。焼きイモのような感覚で楽しむことができます。シナモンパウダーを振っても相性抜群です。

2. ヨーグルトに入れる

酸味のあるヨーグルトにまろみを増したみかんの組み合わせがたまりません。みかんは軽くほぐしてからヨーグルトに入れるも良し、あるいは上からヨーグルトをかけるも良し。
お好きな方法でヨーグルトと焼きみかんのハーモニーを楽しんでみてください。

3. 焼きみかんの皮でマーマレード

みかんの皮は、果実に比べてビタミンCやポリフェノールなどの栄養素が豊富に含まれています。食物繊維も豊富で、みかんの皮を乾燥させた「陳皮」は漢方薬として古くから活用されてきました。

そんな栄養価の高い皮を捨てるのはもったいない!ということで、焼きみかんの皮でマーマレードを作ってみるのがおすすめです。焼きみかんの皮を刻んで砂糖と煮詰めれば完成するお手軽さ。香ばしさと甘みが加わり、コクのある味わいのマーマレードを楽しめます。トーストやヨーグルトに合わせてみてください。

4. マフィンやケーキに混ぜ込む

果物といえば、ケーキやマフィンの具に使うのは鉄板です。生のみかんであれば、水分が多くてべちゃべちゃになってしまうのではないかと心配になりますが、焼きみかんであれば大丈夫。

加熱によって水分がペクチンに吸収されており、程よくしっとりした状態です。皮ごと薄切りにして生地に混ぜ込んだり、上に飾ったりするだけで彩りがよくなります。栄養価も高いため、言うことなしです。

栄養価の高い三ヶ日みかんで焼きみかんを作ってみよう!

栄養素をギュッと閉じ込めて味わうことができる焼きみかん。独特の食感や味、香ばしさがやみつきになるかもしれません!みかんの食べ方のレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか◎

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