みかんといえば、冬の時期に家族みんなで食べるために箱買いする人も多いのではないでしょうか。しかし、毎日のように食べているとだんだん飽きてしまい、思うように消費できないこともありますよね。
この記事では、そんなときに役立つみかんの大量消費レシピを紹介します。箱買いみかんを最後まで美味しく消費しきりたい人は、ぜひ参考にしてくださいね◎
箱買いみかんでありがちなお悩み
箱入りのみかんは、1個ずつ買うよりもおトク感があり、食べたいと思ったときにいつでも食べられる幸福感が味わえますよね。しかし、みかんの箱は大きくて場所を取りますし、保存状態によっては中のみかんが傷んでしまうこともあります。
せっかく箱買いしたのに、全部食べ切る前に腐らせてしまった……。そんな悲しい経験をしたことがある人も少なくないでしょう。箱買いみかんは冬の楽しみの一つですが、保存方法や消費方法をあらかじめ決めておかなければ、失敗してしまうこともあるのです。
箱買いみかんを腐らせずに保存するための方法について詳しくは、こちらの記事をご覧ください◎
みかんの保存方法は?日持ちさせて箱買いみかんを楽しもう!
寒い季節になると無性にみかんが食べたくなりませんか?箱でみかんをたくさん買っておけば、みかんを食べたい衝動に駆られた時でも、安心です。 でも、箱を開けてびっくり、カビだらけになっていた!という悲しい体験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
https://mikkabimikan.jp/blog/30
大量消費に大活躍!みかんの簡単レシピ
生のままでも十分に楽しめるみかんですが、加工・調理することで簡単に保存性を高めることができます。せっかくオトクに箱買いしたみかんを美味しく食べ切るために、アレンジレシピを活用しましょう!
お手軽!フレッシュな「みかんジュース」
みかんを家庭で加工する方法の中で、最も単純なものは「絞ってジュースにする」ことでしょう。一度絞ってしまえばそのあとは皮を剥く必要もありません。冷蔵庫で保存しておけば、それほど腐敗の心配をせずにゆっくりと飲むことができます。
山型の絞り機やハンドプレス機、あるいはミキサーなど、みかんを絞る道具は何種類も販売されています。使いやすいものを選んで、ぜひ果汁100%の新鮮なみかんジュースを堪能してください。絞ったみかんはジュースとしてそのまま飲めるほか、アルコールや炭酸水などに混ぜて飲むこともできます。さらに、ゼリーなどのお菓子作りの材料にも使えます。保存料は入っていない正真正銘の100%ストレートジュースです。絞ったらすぐに飲むか、冷蔵庫に保管しておいて早めに消費するようにしましょう。
剥くだけ簡単!シャリシャリ食感の「冷凍みかん」
小学校の給食でお馴染みの冷凍みかんは、ご家庭の冷凍庫でも作ることができます。冷凍みかんを作るときのポイントは、「乾燥させないこと」です。冷凍庫の中の空気は非常に乾燥しているため、注意しないとみかんがしなびてしまいます。冷凍みかんの作り方は以下を参考にしてください◎
- みかんの皮を剥きます。
- 皮を剥いたら白い綿の部分(アルベド)をできるだけ取り除いておきます。
- 房を分けない場合はまるごと、分ける場合は1房ごとにラップで包み、冷凍庫で保管します。
冷凍する前に皮を剥いておくことで、食べるときに冷たい皮を剥く必要がないため手軽に食べることができますよ。
皮まで無駄なく活用!「みかんジャム」
みかんの皮は、紫外線や外敵から果実を守るために様々な栄養素を豊富に含んでいます。例えば、皮に含まれるポリフェノールは抗酸化作用を持ち、アンチエイジングに役立ちます。また、皮の抗菌作用によって、風邪に罹りにくいという効果が期待できます。
こうした皮の効能を最大限に引き出すために、皮ごとみかんをジャムにしてみましょう。少ない材料で簡単に作ることができる手作りジャムは、市販のジャムと比べて鮮度が高く、素材の味をより豊かに楽しむことができます。みかんを皮ごと使ったジャムのレシピは以下を参考にしてください◎
材料
- みかん 500g(3〜4個)
- 砂糖 150〜200g(みかんの重さの30〜40%)
- レモン汁 小さじ1度
作り方
- みかんをよく洗い、ヘタを取り除きます。
- 皮付きのまま半分に切り、さらに3〜4等分に切ります。
- 2mm厚さのいちょう切りにします。
- 切ったみかんと砂糖を鍋に入れます。
- まな板に残ったみかんの果汁も一緒に入れましょう。
- 中火で加熱し、沸騰したら弱火にします。
- ことこと15〜25分ほど煮詰めます。
- アクが出てきたら、その都度取り除きます。
- とろみが出てきたら火を止めます。
- レモン汁を加えて混ぜます。
- 冷めると少し固くなるので、若干ゆるめで火を止めるのがコツです。
保存料は入っていないため、できるだけ早めに食べきりましょう。パンに塗ったり、ヨーグルトに混ぜたりと、市販のジャムと同じように使えます。
おしゃれな大人の時間を演出!「みかん酒」
みかんの果汁を使って、大人のドリンクを楽しむのもおすすめです。みかん酒の作り方は2通り。ウィスキーや焼酎に果実を漬け込む方法と、絞った果汁をお酒で割る方法があります。
漬け込みで作る場合は、清潔な瓶を用意し、お好みのお酒と皮を剥いたみかんを入れ、1ヶ月ほど寝かせます。時々味見をしながら、好みの味わいになるのを待つのも楽しいですよ◎
絞った果汁をお酒で割る場合は、ジュースを作るときと同じ方法で果汁をたっぷりと絞り、お好みのお酒で割るだけ。思いついたときにすぐ作れるのも魅力ですね!
薄皮を剥いたみかんは様々な料理に活用できる!
薄皮を剥いたみかんは、炒め物や焼き菓子などの加熱調理にも活用できます。もちろん、サラダの彩りにしたり、生のままヨーグルトに入れたりしても美味しく食べられます。
みかんの薄皮を簡単に剥く方法については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
みかんの皮の剥き方は?アルペドが邪魔な人も満足に食べるには? | みっかびブログ
みかんを食べるには外皮を剥かないと食べられません。 いざ剥いてみても、白い皮(アルペド)が残って気になるという方や、上手く剥けずに手が汚れて不快だと思う人もいます。 ミカンを食べる際に、そういった煩わしさを感じている方に向けて、おすすめのミカンの皮の剥き方をご紹介します!
https://mikkabimikan.jp/blog/29
みかんは箱買いがおトク!
GABAやβクリプトキサンチン、ビタミンCなど、体によい成分が豊富に含まれるみかん。代謝を高めたり、免疫力がアップしたりと、様々な効果が期待できます。冬の健康づくりにみかんを役立てるなら、箱買いするのが断然おトクです!
JAみっかびでは、甘くて栄養たっぷりな三ヶ日みかんを、旬の時期に合わせてお届けしています。「日本三大みかん」にも数えられる三ヶ日みかんは、ジューシーな甘さと爽やかな香りが特徴で、美味しく健康をサポートします。みかんの箱買いを試してみたい人は、ぜひJAみっかび公式サイトをチェックしてくださいね◎