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JAみっかび若手職員・佐藤祥さんに直撃! 三ヶ日インタビュー企画第8弾

JAみっかび若手職員・佐藤祥さんに直撃! 三ヶ日インタビュー企画第8弾

JAみっかびの若手職員の佐藤さん。自身も生産者としてミカン栽培に取り組みます。
JAみっかびに入職したきっかけや、農作業で大切にしていることについて伺いました。

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JAみっかびに入職したきっかけは何ですか。

大学で経営について勉強をする中で三ヶ日みかんのブランド力に魅力を感じ、実際に三ヶ日みかんを作って、地元の三ヶ日町を更に飛躍させたいと思うようになりました。

また、入職前は農研機構の興津拠点で柑橘類の発展のために勉強をしており、学んだ内容を活かせる場として父から畑を間借りして、実験用の園地としてみかん栽培を行っていました。

こうして身につけた知識を三ヶ日町の農家さんに伝えることで、みかん栽培を次世代に繋げて三ヶ日町へ貢献したいと思い入職しました。

現在は、柑橘指導課でみかん栽培の指導員として畑の巡回や農家さんへのアドバイス等を行っています。

好きな農作業を教えてください。

趣味の延長が仕事と言えるほどみかんの栽培を楽しみたいです!

中でも好きな作業は、剪定や摘果などの畑の状態や天候を予測してみかんをつくる作業です。

収穫や選果などの黙々と行う作業より、収穫に向けてみかんを作っている時が1番楽しいです。

防除のタイミング、みかんの成る枝を観察して良いみかんが成る枝を増やす作戦を立てます。

作業毎に仮説を立て冬にはどんなみかんになるのかを想像して行う農作業が楽しいです。


農協職員と農作業の両立で感じたこと・やりがいはありますか。

生産者と同じ目線に立てるため、自分自身の成長に繋がっていると感じています。

また、限られた時間内で作業を終わらせる必要があるので、今の時期に行うと次の作業が効率的になるといった、情報を農家さんに共有してより効率的なみかん栽培が行える環境を提案することにやりがいを感じています。

しかし、こうした情報を共有する中で、農作業の経歴が長く経験がある人の方が言葉に説得力が増すことを感じたため、 この人が言っていることなら安心だと思っていただける農協職員になりたいです。

みかんを育てるうえで大切にしていることを教えてください。

葉と果実の割合を示す「葉果比」を大切にしており、適切な葉果比を維持できるように意識しています。

また、みかん栽培・趣味・奥さんとの時間をバランスよく取ることを心がけています。

何事も偏りすぎないように程よく楽しむことが大切だと思います。

将来目指す姿・今後挑戦したいことを教えてください。

三ヶ日町でみかんを育てたら将来安泰と言われるように、次世代に三ヶ日みかんを繋げていきたいです!

そのために自分ができることとして、今後も畑の巡回や農家さんとのコミュニケーションを積極的にして各世帯に適した生産指導を行っていきたいです。
そして何よりも、夢中になり収穫が待ち遠しくなるようなみかんを作ってもらえるように、
みかん栽培の魅力や、余暇時間を確保する為の効率的な農作業の方法を伝えていきたいです。

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