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みかんの等級ってなに?三ヶ日みかんのトップブランド「ミカエース」とは?

みかんの等級ってなに?三ヶ日みかんのトップブランド「ミカエース」とは?

みかんを購入する際、せっかくなら甘くて美味しいものを選びたいですよね。そんなときに役立つのが「等級」です。みかんには「秀」や「優」などの等級があり、これによって味わいや見た目が異なるのです。

今回は、そんなみかんの等級について解説します。また、三ヶ日みかんの中でもトップブランドに位置付けられている「ミカエース」の特徴や品質も合わせて紹介するので、ぜひ美味しいみかん選びの参考にしてくださいね◎

みかんの 等級とは?

みかんを箱で購入する際、「秀」や「優」などの表示がついているのを見たことがあるでしょうか?みかんは、収穫の時期や品種によって糖度や酸度が異なります。そこで、規格を統一して品質の揃ったみかんを出荷するために、糖度や酸度、外観に基づいて「秀品」、「優品」などの区分が設けられています。

これらの規格は、産地ごとに独自の基準が設けられています。三ヶ日みかんの場合、上から「特選」、「秀」、「優」、「良」、「規格外」の5つに選別されます。

JAみっかびでは、選果場に整備されている高性能の光センサーやAI・目視による外観の精査を経て、糖度と酸度のバランスがよく、見た目にも美しいみかんから上の等級に分けられていきます。年間およそ3万トン生産されるみかんのうち、「特選」、「秀」、「優」、「良」のみかんだけが「三ヶ日みかん」として販売されるのです。

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※24年10月の売上実績からランキングを作成しています

「秀」と「優」はどちらが甘い?

一般に、「秀」と「優」に区分されるみかんは、品質が高いことを示しています。では、「秀」と「優」ではどちらが甘いのでしょうか?ここからは、等級ごとの味わいや見た目の詳細を見ていきましょう!

等級・グレードの決まり方

三ヶ日みかんは、光センサーによって計測された糖度と、外観センサーによって判別された傷の有無・多寡によって等級(グレード)が決められます。JAみっかびでは、以下の基準に基づいてみかんを等級に分類しています。

 
等級 糖度 見た目
特秀(特選) 13度以上 傷がなく美しい
11度以上 ※12月以降は12度以上 見た目が美しい
11度以上 外観に少し傷が目立つものや浮皮に近いものが混ざっている場合がある
9.5度以上 皮に傷があったり、浮皮に近いものが混ざっていたりする場合がある

また、みかんは、大きさによってS~2Lまでの区分に分類されます。JAみっかびの選果場では、みかんがはまるように異なる大きさの穴が開けられたベルトコンベアにみかんを通して、みかんを大きさごとに分類しています。

みかんは大きなものほど水分の含有量が高くてみずみずしいといわれています。また、逆に、小さいものは水分の含有量が低いため甘みが強い傾向があります。直売所やオンライン販売でみかんを購入する際には、大きさごとの特長を踏まえて好みの階級(大きさ)のみかんを選ぶとよいでしょう◎

三ヶ日みかんの糖度と酸度の目安

みかんはシーズン中、時間の経過とともに徐々に糖度が上がっていきます。また、酸度は逆に低下していき、より味が締まった濃厚なみかんとなります。

JAみっかびでは、下表の糖度・酸度を目安に収穫や出荷の時期を検討し、産地ブランドとして品質の高い三ヶ日みかんをお客様にお届けしています。

糖度と酸度の目安

11月初旬 11月中旬 12月初旬 12月中旬
糖度 11.00 11.50 12.00 12.50
酸度 1.47 1.16 1.00 0.93

現在、三ヶ日みかんは光センサーを用いた選果機によって1つずつ糖度や酸度が測定されています。光センサーでは、糖度や酸度などの味に関わる部分だけでなく、みかんの表面の微細な傷の有無や、形のいびつさなどの見かけの美しさも考慮してみかんを選別します。

三ヶ日みかんの選果場は新しくリニューアルオープンしたばかり。最新の機械を導入し、日本はもちろんアジア圏で最大の規模を誇ります。橙色のみかんが整然と選果機を通っていく様は圧巻です。

「赤秀」と「青秀」の違い

「秀」に分類されるみかんは、実はさらに2種類に分けられます。JAみっかびでは「赤」と「青」という区分があり、「赤秀」のほうが「青秀」よりも品質が良いとされています。例えば、三ヶ日みかんの人気商品である完熟早生「心」は、赤秀の糖度が11度、青秀の糖度が10度となっており、赤秀の方がより強い甘みを感じられます。

この規格も産地によって異なり、中には赤と青に加えて緑秀という規格があるところも存在します。

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三ヶ日みかんの最高ブランド「ミカエース」とは?

日本三大みかんの一つ、三ヶ日みかん。その中でもトップブランドと位置付けられているのが「ミカエース」です。みかん栽培が拡大の途上にあった昭和59年当初、産地でのみ手に入るとして知られていた「完熟品のあの味」を届けるために、三ヶ日みかんの特選品のみを選び抜きました。厳しい基準をクリアした希少なみかんのため、特に贈答用に人気の高い早生の「ミカエース」は年々入手が困難になっています。

特選品とは、最も優れた等級に分類されるみかんのことです。JAみっかびでは、光センサーを使って1個1個みかんを検査し、品質の高いみかんをミカエースとして出荷しています。糖度の高さや酸度だけでなく、見た目の美しさもお墨付きの逸品です。

JAみっかびの青島みかんの場合、「特選品」は糖度が約13度以上で外観が美しいみかんを指します。みかんの平均的な糖度は極早生品種(9月下旬~)で10度前後、早生品種(10月末頃~)で11度前後、中生品種(12月上旬~)で11.5度前後といわれており、晩生(普通)品種(12月末~翌3月頃まで)では11.5~12度前後が目安とされています。

これを考えると、糖度13度以上というのは非常に高い数字であることがわかります。この特選品こそ、三ヶ日みかんの王様「ミカエース」。ご自宅で楽しむのはもちろん、大切な方への心づくしにも喜ばれること間違いありません。

「ミカエース」を購入するには?

ミカエースは、稀少なため入荷量が非常に少ないです。購入をご希望の方はメルマガの配信にて最新情報をお待ちください。

一つ一つ丹精を込めて作られた三ヶ日みかんは、最先端の光センサーで選別され、丁寧に箱詰めされてお客様のもとに届けられます。至宝の煌めきを秘めた三ヶ日みかんの王様「ミカエース」をこの機会にぜひ味わってみてはいかがでしょうか◎

まとめ

今回は、みかんの等級について解説しました。みかんは、糖度や美しさなどの基準によって等級が分けられており、中でも「秀品」は品質が良く、美味しいみかんとされています。

さらに、JAみっかびでは「ミカエース」をはじめとする「特選品」のみかんも販売しており、甘みと酸味のバランスに優れたコクのある味わいを楽しめます。ご近所さんへのちょっとした贈り物に、お呼ばれされた際の手土産にぴったりな一品です。

特選品のみかんは希少性が高く、時期を逃すと入手困難となる場合もあります。産地自慢の高品質なみかんを逃さず購入したい人は、ぜひJAみっかびの公式サイトをチェックしてくださいね◎

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