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みかんの旬はいつからいつまで?三ヶ日みかんは旬が過ぎても楽しめる?

みかんの旬はいつからいつまで?三ヶ日みかんは旬が過ぎても楽しめる?

「早生みかん」「デコポン」「甘夏」など、柑橘類の種類は年々増え続けており、スーパーや八百屋などでは秋から春にかけて柑橘類を見かける機会が多くなりました。
種類が増えたことでどの品種がどの時期に販売されるかが分かりづらくなり、食べたかった品種の旬がいつの間にか過ぎていた、ということも起こりがちです。
そんな時のために、今回は三ヶ日みかんを中心に柑橘類の旬を解説していきます。

みかん(温州みかん)の旬は?

三ヶ日みかんのシーズンは10月から。品種ごとに旬が異なります。ことなります。それぞれ順にみていきましょう。

極早生みかん・はや早生みかん

露地栽培のミカンは、「極早生(ごくわせ)」、「はや早生」品種から始まります。

それぞれ、極早生は9月〜10月、「はや早生」は10月下旬〜11月上旬が旬の時期となります。

「極早生」、「はや早生」は品種の総称で、次に紹介する早生みかんより極めて、ないしは早めに収穫できる品種ということで命名されています。

果皮に緑色が残っていることもあるため、酸味が強そうな印象を受けるかもしれませんが、品種改良によって確かな甘さを感じられます。また、収穫時期が早いため、房の薄皮が非常に薄く食べやすいという特長も持っています。

例年、三ヶ日地域では「日南1号」という品種を育て、販売してきました。

甘さは控えめですが、糖度は9度以上。白マルチというシートをみかんの樹々の下に敷き詰め、水分量と日光量を調整し、お客様にご満足いただける甘さに仕上げています。

2022年から、新品種の「ゆら早生」と「北原早生」を扱い始めました。
ゆら早生は "極早生” に、北原早生は "はや早生”に分類されます。それぞれを扱い始めたストーリーについてはこちらの記事をご参照ください。

早生みかん

「早生みかん」は11月から収穫される「温州みかん」のことです。長期間貯蔵されることはあまりないため、基本的に11月〜12月が旬となります。

「極早生みかん」と同様に、「早生みかん」は品種名ではなく、11月頃に収穫される「温州みかん」全般のことを指す名前で、全国で多様な品種が栽培されています。
極早生みかんと比べて酸味が減り甘みが増しています。果皮は柔らかく、房の薄皮は極早生と比べて少し厚いため、非常に剥きやすいのが特徴です。

三ヶ日みかんの早生みかんは「興津(おきつ)早生」や「宮川早生」という品種で、甘みと酸味のバランスが良く濃厚な味わいが楽しめる、早生みかんの中でも人気が高い種類となっています。

三ヶ日の早生みかんは、β-クリプトキサンチンとGABAの機能性表示を取得しています。 GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能、β-クリプトキサンチンには骨代謝のはたらきを助けることにより骨の健康に役立つ機能があることが報告されています。

中生みかん・晩生みかん

12月に収穫されるみかんは「中生(なかて)みかん」や「晩生(おくて)みかん」と呼ばれます。基本的にみかんは霜が降りる前に収穫されるため、1月以降に販売される中生・晩生みかんは、12月に収穫されてから貯蔵されていたものです。代表的な品種に「青島温州」「寿太郎温州」があります。

三ヶ日みかんの代表品種、「青島温州」(通称・青島みかん)は、12月から収穫が始まる品種ですが、三ヶ日では大規模な貯蔵が可能なため「12月〜翌4月」が旬となります。

「青島みかん」は「早生みかん」と比べて大きく、やや扁平な形をしています。果皮が丈夫で厚みがあるため、長期間の貯蔵をしても腐りにくいという特長があります。

貯蔵されている間も「青島みかん」はゆっくりと呼吸を続けており、少しずつ酸が糖に分解されて角が取れていきます。それだけではなく、水分もわずかに蒸発し続けるため、月を追うごとに濃厚でまろやかな味になっていきます。4ヶ月もの間貯蔵された「青島みかん」は高級銘柄として出荷されます。

ハウスみかん

また、夏にも温州みかんを見かけることがありますが、これは「ハウスみかん」と呼ばれる温室の中での徹底的な温度管理のもとに栽培されたみかんです。季節に関わらず栽培が可能なため、特に旬はありませんが、「晩生みかん」の販売が終わり翌年の「極早生みかん」が出荷されるまでの端境期に多く出回ります。

柑橘類の旬も押えておこう

温州みかんの旬は、以下の通りでした。

  • 極早生みかん:9月~10月
  • 早生みかん:11月~12月上旬
  • 中生みかん・晩生みかん:12月

他の柑橘類の旬はいつなのでしょうか?そもそも柑橘類にどのような種類があるの?と疑問の方は、こちらの記事をご参照ください!

中晩柑の旬

「中晩柑(ちゅうばんかん)」は、温州みかん以外の柑橘類の総称で、多くは1月〜5月に出回ります。代表的な品種をご紹介します。

八朔(はっさく)の旬

「八朔」は温州みかんと比べて皮が黄色く、大きな柑橘です。独特の苦味がありますが、甘みと酸味のバランスが日本人の口に合う味と言われています。「八朔」の旬は2月〜4月です。

甘夏(あまなつ)の旬

「甘夏」は「夏みかん」を品種改良して生まれた柑橘で、苦味と酸味が特徴的です。12月から1月に収穫されますが、収穫直後は酸味が強いため、甘さを感じられるようになる3月〜6月頃まで貯蔵されます。民家の庭に柑橘の木が立っていることがありますが、多くの場合は「夏みかん」または「甘夏」です。

不知火(しらぬい)の旬

「不知火」は「デコポン」の名で広く知られている柑橘で、ヘタの周りが盛り上がっているのが特徴的です。ぎっしり詰まったジューシーな果肉と、甘さと酸味のバランスの良さが人気の品種で、旬は3月〜4月です。ハウス栽培では1月〜2月に出荷されます。貯蔵されたものは5月頃に出回ることもあります。

日向夏(ひゅうがなつ)の旬

「日向夏」は「ニューサマーオレンジ」とも呼ばれる黄色い柑橘で、名前を見ると夏が旬に思えますが、3月〜4月が旬です。果肉はさっぱりとした酸味と優しい甘さが特徴で、他の柑橘と違って皮の白い部分にも甘みがあるため、実を余すことなく楽しむことができます。

河内晩柑(かわちばんかん)の旬

「河内晩柑」は産地によって様々な呼び名があります。「文旦」の一種で、和製グレープフルーツと言われることもあります。苦味はなくさっぱりとした酸味が特徴的で、サラダとの相性も抜群です。旬は3月〜6月で、長く楽しむことができます。柑橘シーズンの最後の砦と言える品種で、初夏にスーパーに行くと他の品種はなくても「河内晩柑」だけは売っているという光景を見かけることがあります。

知っておきたい!みかんの旬と栄養価の関係

みかんは冬の食べ物というイメージが強い果物ですが、実はほぼ一年中食べることができます。しかし、ほとんどの野菜や果物と同じように、みかんは「旬」の時期が最も栄養価が高くなります。

極早生みかんに始まって、早生、中生、そして晩生と、10月頃から翌年4月までがみかんの旬です。これは、市場にも多くのみかんが出回るようになるため、お手頃な価格でみかんを購入しやすくなる時期でもあります。
JAみっかびオンラインショップでは、幅広い品種のみかんを取り扱っています。ぜひ、旬のフレッシュなみかんを、ご家庭用・贈答用にお買い求めください!

美味しいミカンの選び方

みかんの美味しさを決める糖度と酸度のバランスは、必ずしも見た目だけでは判断がつかないこともあります。しかし、じっくり丁寧に観察することで、ある程度みかんが甘いかどうかを見分けることができます。

見た目から判断する

まず、見た目から判断する方法として、皮に存在する「油胞」と呼ばれるつぶつぶのきめ細かさを確認しましょう。油胞の数が多くて果皮のきめが細かいほど、みかんが甘い可能性が高いと言われています。

ミカンの皮とヘタの色から判断する

また、果皮とヘタの色も重要な指標です。果皮の色が濃く、ヘタが緑色ではなく黄色に近いほど、甘いみかんです。他にも、ヘタが小さいこともポイントです。

旬のミカンを食べる

旬のみかんを食べることが、みかんを存分に楽しむ一番の方法です。みかんの栄養を丸ごと食べたいと思う方は、薄皮や筋を取らずにそのまま食べてください。薄皮や筋には栄養がたっぷり含まれています。
また、普段は捨ててしまうみかんの皮も、実は健康に良い成分が含まれています。漢方では、みかんの皮を乾燥させたものを「陳皮(ちんぴ)」として用いられています。外皮も栄養がたっぷり含まれていますので、ぜひ活用してください。

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